T

最近の仕事と勉強について

先月は仕事に関係ない勉強としてTiTwilioを作ってみました。Titaniumのアプリに数行でIP通話機能を追加することができるようになりました。今月は、今のところAndroidのHolo themeをTitaniumで作ったアプリでカスタマイズする方法と、Node.ACSAppcelerator Cloud Service連携させる方法、それらを組み合わせてNode.ACS上にチャットサーバを立ててTwilioの通話アプリと共存させる方法を勉強しています。ちょっとしたLINEを作るみたいな感じですね。これまで縁がなくてその手のやつを実装したことはなかったので、ちょっとやってみます。それから、Elixirの本を買ったので通読してみようと思います。これも、簡単なウェブサーバとか実装してみると理解が深まりそうな気がしています。

こういうの、「40の手習い」っていうんでしたっけ?

どんだけ暇なんだ、という感じですが、仕事もしていないわけではありません。先日まではデジタルコンテンツの販売と管理の仕組みを実装していました。現在はとあるアプリの制作を進めています。先週はイベントなどであちこち出かけたので、今週からはじっくり腰を落ち着けてプロトタイプを作成中です。それから、今月は各所で講師やトレーニングの仕事が平均すると週に二度ほど入っています。月末までにはまた別のアプリの案件が何件か予定されています。つまり、普通の人と同じくらいか、少し足りない程度には働いています。朝は遅いですが、子供をお風呂に入れたり雨の日には幼稚園の送迎をしたりしながら、自分のペースで毎日それなりの時間ずっと仕事をしています。

「うん、それで?何が言いたいの?」って思いました?

実は、さっきからこんな見せびらかしみたいなことを書いている最中も、誰だってこんなのを読んでも面白いとは思わないだろうって自覚していました。なんていったら、じゃあなんでそんなもん書いてんだボケ、と思われましたよね?実際にはもっと高尚な事をお考えかもしれませんが、話の都合上、そういうことにしておいてください。

実はこれ、IT系の職場にプログラマとして就職していたり、これから就職しようというのに全然勉強しない人たちをdisるために書いているんです。時間がないとか、何をしていいかわからないとか、まあいろんな理由があると思いますが、全部まとめてdisりまくりたいんです。

勉強しなきゃいけない、その理由は別に説明しなくたってわかりますよね?きわめて少数の例外や大金持ちを除けば、いつまでも「えー、ループとかってちょっと苦手なんですよね」とかいってられないくらいのことは理解して頂けるでしょうし、いま扱っている技術は2年もしないうちにたいてい陳腐化して、まるでアイドルのように需要がなくなっていくとわかっているので、逆に今更どんな技術を身につけていいのかわからない、なんて小話みたいなことを考えている初学者だって珍しくはありません。コの世界がそれだけ追い立てられ続ける性質のものであることは、そんなに異論はないのではないかと思います。あ、もちろん技術は常に新しいネタが湧いて来るんじゃなくて、結構高い割合で温故知新なネタが吹き荒れる世界であることはわかっているつもりですよ。全ての新しい言語はLispの再実装か盗用ですからね、はい。

話が逸れました。

そう、で、勉強しない人たちが憎いんです。disりたくてたまらないんです。もちろん、「だってお前は自宅で働くフリーター(子持ちローン有り)だろ?時間の都合なんかいくらでもつくじゃないか」と反論される方もいらっしゃるかもしれません。はい、おっしゃる通りです。でも、そうでない勤め人時代だって、それはそれは本当にクソ忙しい職場でしたが、ちゃんとそれなりに時間を作っていました。例えば、今日は22時に上がりだ、早いなあ、なんて日にはいつもの時間である23時半になるまで喫茶店で本を読むか仕事と関係ないコードを書いていました。新しい言語を覚えるために、今日から職場で作る書き捨てのスクリプトは全部○○で書く、とか決めて勝手に修行したり、会社の倉庫に積まれたボロいマシンを引っ張り出して実験環境を作ったり、いろいろ涙ぐましいことをしていましたね。先日ようやくバッテリーの膨張にともなう故障で廃棄処分にしましたが、鞄にいつもUSキーボードに換装したhp miniを入れて、あわよくば帰りの電車でもプログラムが書けるように備えていたのもいい思い出です。これ、地元の駅で夜中にときどきhp miniにUbuntuを入れてずっとターミナルでコード書いてる人を見かけていたので真似をしたんですが、話しかけたこともないけど、彼は今頃元気にやってるんでしょうかね。

もちろん、会社がそういう活動を支援してくれる制度を用意してくれるととても素晴らしいのですが、どこもそんなに理解のある会社ばかりではないでしょうから、合法的に利用できる手段を考えるしかない場合もあります。例えば、夜中にwebinarがあるけど翌朝遅刻しちゃう、なんてときは、どうせ上司を説得しても無駄だから、ぼくは正々堂々と仮病で有給を半日使っていました。ちなみに毎晩遅くまで仕事してもフレックス制なんかなかった(やるやる詐欺で導入はされなかった)ので、体調維持のため遅刻したいときは全て有給でまかなっていましたから、退職時の有休消化率はほぼ100%、ほとんど残っていませんでした。まあ、子供の頃からプログラムが大好きで理系の大学を出て就職したLisp処理系の実装が趣味の商業非モテ、なんていうタイプじゃないぼくみたいな人間がこの業界でありつける職なんてロクでもないことがほとんどですから、支援なんか期待する方が間違いです。よっぽど甘やかされて育ったのなら知りませんが、職場と学校とは違うんですからね。

あ、もちろん、そういう職場環境を用意している人はそれだけで競争優位になりますから、どうぞ続けてください。大変素晴らしいことだと思います。「いやあ、でも制度とかなんとか用意したって、うちのスタッフは全然そういうの利用しないんだよねえ」とボヤいたり、「優遇して欲しいなら、まずそれなりの数字を出してからにしろってんだよ」と息巻く経営者の方もいらっしゃると思うのですが、そんな方々の言い分は、実は全くもって正しいです。正論です。あまりの正しさに光り輝いているので、もはや裸眼で直視することさえできません。なので、振り向いて、そうですね、もっと広い場所、そうそう、牧場とかに行くといいと思います。そこには馬とか牛とか羊なんかが飼育されているはずですが、飼育係の人に聞いてごらんなさい。誰だって動物を飼い葉桶まで連れて行くことはなんとか出来ますけど、そこから先、実際に食うかどうかはそいつ次第だねって教えてくれると思います。制度を用意しない経営者は、だから飼い葉桶を燃やして捨てる牧場主と同じです。ぞくぞくし過ぎてガッタガタ震えるくらい過激な経営方針ですね。

話が逸れました。

そう、勉強しない人たちが憎いっていう話でした。誤解しないでほしいんですが、別にマッチョ自慢したいわけじゃないんです。「最悪な戦場を生き延びたオレたち」的な自慢話がしたいわけではありません。いや、してもいいんだけど、それが本論じゃないんです。よくいうじゃないですか、モテないモテないっていってる人たちって、例えばモテない異性愛者の男性なら、それは確かにその人が冴えないボンクラで誰にも魅力が伝わらないってこともあるとは思いますが、それだけが原因なんじゃなくて、そもそもたいして女性が好きじゃないからなんだってことらしいんですよ。もし本当に心の底から女性が好きでとにかく優先順位の第1位が女性である人生を送っているなら、非モテだなんだってボサッとしてないで、死力を尽くして女性にモテようとするじゃないですか。ええと、具体的に何をするかはよくわからないんですが、なんかほら、まめまめしくかいがいしく女性に接して、己の小さなエゴは全て捨て去って女性のために行動し、思考し、大好きな女性に不快に思われないような身なりを常に心がけて、大好きな女性を楽しませるためにあらゆるスキルをどん欲に身につけて、大好きな女性のために必要な金銭を稼ぎ出して、みたいな感じですよたぶん。で、本当に女性が好きなら、そこまでやって当たり前だろ、っていわれたとき、非モテの人って反論できるんですかね?ぼくは、難しいと思います。いや、人間としてどうかと思うとか、そういうことは言い返せるかもしれません。でも、モテないのはお前のせいだ、っていう反論には全く太刀打ち出来ません。したくもないけど。

で。それでも、disりたいのは、実はこのモテ話と同じで、正確には「努力もしないで文句ばっか垂れて技術を向上させないプログラマ」っていう意味での「勉強しない人たち」なんです。どうしてIT系にはブラック企業がいっぱいなの?って聞かれたら、大きな声で、それはお前らのせいだよって言い返したいからなんです。ぼくだってたいしたプログラマじゃないしときどき自分でも頭悪いなあと逆の意味で感心しますが、それだってなんとかもがいてやってるわけじゃないですか。おっさんの手習い、下手の横好きで上等ですよ。なぜなら、ぼくはコの世界が大好きだし、出来ればずっとこういう仕事をしていたい、新しいことを覚えると楽しいし人様に見せびらかしておもしろ可笑しく生きていたい。そんな強い欲求があって、それはモテより金銭よりずっと強く、@otsuneをオフラインにしたら死ぬのと同じくらい重要な生の欲求に直結している事柄だからです。さっきグータラ経営者の悪口を書きましたが、実はそういう人たちの気持ちも理屈もわかります。ロクに学びもしない奴らに何をあてがっても無駄だっていうのは、間違いではないからです。IT系のブラック企業が存在するのは、別に怠惰なプログラマのせいってわけではありませんが、しかしそんなのが存続し続けるのには、飼い葉桶に顔を突っ込んでもエサを食べない自殺願望の家畜のように怠惰な勉強しないプログラマが加担しているってことは間違いないだろうってことです。

え?でも何をベンキョウしたらいいか、わからないですって?ほほう、どうやらわれわれはひとつの結論に近づいたようですね。つまり、いつかぼくが技術書をものして売るときまでに、みなさんはなんでもいいからノイローゼのように勉強しまくって、もう暴走し過ぎて内容なんか無視してひたすら技術書を買い込む(出来れば一人三冊くらい)という性癖を骨の奥まで叩き込んでおいてほしい、ということです。おわり。

Posted by on 6月 12, 2013 in Education

Comments

  • gutar.out より:

    […] 最近の仕事と勉強について | Selfkleptomaniac (via send) […]

  • コメントを残す