A’s近況

昨シーズンオフにダン・ヘイレンが放出されたのに続き、やっと怪我から復帰して今年は活躍していたリッチ・ハーデンが放出され、ついでにハーデンの怪我の際には先発に回っていたゴーダンまで一緒にトレード、そしてついに開幕投手のジョー・ブラントンまでトレードされていた。公式サイトでは「次は誰だ?」と題してクローザーのストリートの写真が掲げられていた。おそろしい。ビリー・ビーンNetSuite社の社外取締役としての紹介文)が燃えている。

一連のトレードで獲得したのは、ほとんどがメジャー・リーグでの実績のない選手ばかり。今日はメジャー2年目にフル出場に近い数字を出したことがあるが他はほとんど控えだった4年目のマット・マートンという選手がなんと4番バッターとして出場していたが、初打席は三振で5打数0安打。おまけに先発したのはほとんどが中継ぎで登板していたダラス・ブレイデン

お前ら本当に勝つ気はあるのか?そう思った向きも少なくないかもしれない。

だが、結果は8対1で東地区首位のタンパベイに圧勝。なんとかプレーオフ圏内の地区2位に留まっている。まったく理解できない。公式サイトのアンケートでも7割近い人がこの成績を期待以上だと感じている。オールスターを挟んで6連敗したことを意図的に無視すれば、まだちょっとくらいは期待できる。

Popularity: 1% [?]

下柳

テレビを観ていた息子いわく、

「母ちゃん、母ちゃんが気になる下柳が投げてるよ、お金持ちなのに結婚してない下柳が投げてるよ!」

Popularity: 1% [?]

なんだこのスーパーキャッチは

このサイトより。

という、ゲータレードのCM。

Popularity: 1% [?]

巨人対日本ハム@東京ドーム

長男と二人で観戦。

時間が間に合わず指定席とは交換できず立ち見。新聞屋にチケットをもらって行くのはもう体力的に無理なので、今度からはちゃんとチケットを買うことにする。

先発は木佐貫と藤井。なんて微妙な。

先発ピッチャーとしての木佐貫はもはや謎としかいいようがない。これといって威力のあるわけでもない真っ直ぐかフォークボール、この二択でいったい人間はどれくらいのピッチングが出来るのか。木佐貫のピッチングを要約するとそういうことになる。彼の挑戦はそれ自体が謎であり、またこれでも一定の成績を上げられるのであればいざ知らず、いつもほとんど見込みのない挑戦となってしまっているので不可解さも否応なしに増す。今日も5回途中4失点で交代しているのだが、なぜ、いったいいつまで彼はこのポジションでこの役割に挑み続けているのだろうか。真っ直ぐが突然速くなったり、コントロールが正確無比になったり、本当は投げられるのに臆病で投げられない秘密の変化球を投げる決心がついたりする瞬間を待ち続けているのだろうか。わからない。ノックアウトされても、当然のような気がすると同時に、そもそもなぜ彼がそこにいるのか、なぜ彼がノックアウトされなければいけないのかもわからず、観客たちはひたすらに哀しくなってしまう。

藤井は、いつものように80年代回顧的な風貌ですばらしいボールと不用意なボールを半々ずつ投げ、すばらしいボールで稼いだ貯金を不用意なボールで使い尽くして降板した。いつものように、バブルな外見と同様、稼いだものより不良債権化したものの方が多い。

そんな哀しい試合が、ワイルドな長打の応酬で拮抗したのもつかの間、ゲッツー崩れの2アウト1塁3塁からワイルドピッチ(キャッチャーが止めないといけないボールだったが)で決勝点が入るという結末を迎えるのも、最初から決まっていたことだったのかもしれない。

森本が手にデッドボールを受けて骨折した。インコース高めが苦手なバッターなのでこのあたりにボールが来るのはある意味仕方がないところではあるが、トレーナーの応急処置を拒否して1塁まで走っていたその姿にはしびれた。

稲葉の左中間へのホームランはテレビのニュースで観るより凄まじい当たりだった。なんというか、叩き潰した打球が己の速度に耐えかねてふらつきながらスタンドに届くような迫力。

巨人の1、2番の出塁率の低さは目を覆いたくなるほどで、こんなやつらさっさとお払い箱にして今年は木村と谷でいいじゃんとしか思えないのだが、原は坂本と亀井の稚児二人を諦め切れないのか。

Popularity: 1% [?]

パワプロメジャーリーグ

長男へ。

お前のパドレスを強化するために、エステバン・ハーマンマーク・ティーエンをトレードで穫ってきた。出したのはおそらくもうずっと出番はないだろう、マイナーのピッチャー二人。

今はカリル・グリーンの控えを探している。それから、現実世界ではアレックス・ゴンザレスの控えがトニー・クラークという豪華なパドレスだが、父ちゃんとしてはシンシナティからスコット・ハッテバーグを獲得するのはどうだろうと提案したい。ライトが広いペトコパークならどうせホームランは期待できないから、ハッテバーグみたいにミートのうまい選手がいいと思うよ。ナショナルリーグだから代打もいい選手が必要だし。

あと、全然関係ないんだけど、Wikipediaの赤堀の記事、彼の投げていた中で一番凄かったのは、なんかシュートみたいな感じで落ちてくるボールだったんだけど、それが載ってないのが謎だよ。怪我してからは投げなくなったから、たぶん故障の原因になったデスピッチだったんだろうね。

Popularity: 1% [?]

フリオ様の引退

とうとう公式にフリオ・フランコ引退を表明した。一応、49歳と発表されているが、1955年生まれという説もあるので、そうなると52か53歳という計算になる。メジャーリーグの最年長記録はサッチェル・ペイジの59歳であり、またペイジの生年にもいくつかの説があるためこれにはさすがにこの桁違いの偉人には及ばないものの、現時点ではリッキー・ヘンダーソンが復帰を実現させるくらいしか並ばれる可能性がない偉大な記録である。

フランコといえば第一期のバレンタイン監督時代に来日し、万年お荷物球団だったロッテの中興の祖としても広く知られている。当時既にメジャーリーグで首位打者、シルバースラッガー賞のタイトルを獲得していたフランコを前にすれば、誰もちんたらプレーしているわけにもいかないだろう。ロッテといえば、ミスターと呼ばれた選手が2千本安打の固執して若手の出場機会を奪ったり(そのことを公然と批判し、後に自身の契約金を「当時チームのスター選手が年俸3000万だったので、月給3000万でサインしました」と公表した後輩もいた)、本当の意味でのリーダーの欠けていたチームでもあったわけでが、以降チーム内の選手としてのロールモデルとなった意味でも非常に大きな存在だった、という気がする。選手じゃないからわかんないし。まあいいや。

ファンが面白いビデオを作っているよ。「きっと60歳までプレーしてるね、そして120歳くらいまでコーチをやるんだ」というセリフがいい。

もうひとつビデオを。ランディ・ジョンソンから放ったホームラン。たぶん48歳の最年長記録のときじゃないかな。

Popularity: 1% [?]

ボルチモア・オリオールズと広島東洋カープ

ボルチモア・オリオールズといえば、その前進となるセントルイス・ブラウンズはフィリップ・ロスの「素晴らしいアメリカ野球」を地でいくような悲惨な歴史に彩られた呪われた哀しいチームで、1983年のワールドシリーズ優勝以降は、例えば1988年にはリーグ記録の開幕21連敗を達成するなど、ほとんどろくでもない、どんなに頑張っても勝てないチームである。

1984年に来日してオフシーズンにエキシビションマッチを14試合やっているが、その内の5試合はワールドシリーズ優勝チームと日本シリーズの優勝チームという組み合わせでオリオールズの4勝だった。ちなみにその相手は、日本が誇る貧乏球団、広島カープである。なんと哀しい対戦カードであろうか。両チームとも当時を最盛期として以来さっぱり泣かず飛ばすである。

あ、広島はリーグ優勝が2回、86年と91年にあって、それっきりか。

でも、今年のオリオールズはそこそこ順調で、アメリカンリーグ東地区でボストンに次ぐ2位につけている。これは無能というよりは慈善事業の領域に入るくらいに、敵チームを利することしか知らないマザーテレサのようなGMを抱えて、毎年最下位に沈むことを生業とするシアトル・マリナーズに故障持ちのエースを高値で売り飛ばして有望な選手を獲得できたことも影響している

Popularity: 1% [?]

ミギー、約束ホームラン

今年からヒューストンでプレーしているミギュエル・テハーダが、筋ジストロフィー患者の子供に約束したホームランを打った

試合後の様子も泣ける。

After the game, Tejada met Scott outside the Astros’ clubhouse.

“I gave him a bat,” the smiling shortstop said. “He’s happy.”

テハーダといえば、いつだったか、まだ彼がボルチモアに在籍していた頃に、テレビでオリオールパークで試合があると必ず観戦にやって来る子供の話を観たのを思い出す。いつも同じ席にいるので選手やスタッフとも顔見知りになり、試合前の練習時間には選手たちがバッティングを教えたりしていた。ある選手に「一番好きな選手は?」と聞かれたら、その子供は迷わず「ミギー!一緒に遊んでくれるから!」と答えていた。聞いた方の選手は「俺も遊んであげてるじゃん」とすねていた。

ミギー、もうステロイドはやめてくれ。

Popularity: 1% [?]

オールスター投票始まる

息子とオールスターの投票を済ませた。

だいたいは王道で、今年の目玉は大ブレーク中のピッツバーグのNate McLouth。小柄な外野手。

それにしても、今年のAlbert Pujolsはおかしい。元々とんでもない選手なのだが、出塁率は5割を軽く超えて、今日の時点で四死球30に対して三振が7。長打率も6割近い。Pujolsという名前はバスク地方によくみられるらしく、英語での読み方も確定的なものはないのだが、今のところ「pooh(うんこ)- holes(穴)」で定着しつつある。セントルイスの浮沈はもう何年も彼の活躍に負っている。

Popularity: 1% [?]

開幕戦

オークランド・アスレティックスのチーム総年俸、2007年度で$56,058,546。
ボストン・レッドソックスのチーム総年俸、2007年度で$143,523,714。

マニー・ラミレスの年俸は2007年度で$17,016,381。
松坂の年俸は$6,333,333。

数万人のにわかボストンファンで埋め尽くされた東京ドームでボストンとオークランドの開幕戦を息子と観戦した。マーク・エリスのホームランで思わず立ち上がって喜ぶと、周囲が完全に沈黙しているので非常に気まずい。おまけになんか靴下のコスプレとかしてる奴が真後ろでうろちょろしてるし。

まあ、お構いなく騒いでいたら、足元のお茶のパックを蹴っ飛ばしてこぼしてしまって息子に叱られた。エリスの先制ホームラン、ハナハンの逆転ホームランと思わず立ち上がるも、にわかボストンファンで埋め尽くされたスタジアムの中、見渡す限り誰一人喜んでいない。

開幕戦でよかったこと:

・5回までのブラントン。
・球場で観戦した松坂の調子が悪かったのはこれで連続3回目。
・引退して1年のブランクを経て復帰したキース・フォークが出た。
・マイク・スウィーニーは四球でもちゃんと一塁まで走る。
・パペルボンが打たれた。
・カイル・スナイダーも期待通り打たれた。

ブラントンを実際に観戦したのは初めてで、ああこんな関取だったのかとしばし感動。6回に入ったところで、打順も3巡目の1番からだからここが危険だねえ、と息子と話していたら見事にやられた。それまでは見事な内容。

制球が定まらない松坂にとっては、選球眼が命のスカウティングで選手を集め、ファーボールによる出塁を奨励する貧乏人集団オークランドはきつい相手だったかもしれない。正直、見ていて眠くなるピッチングだった。

キース・フォーク!まさかいきなり見られるとは思っていなかった。内容は、もうたいして速くもない直球をいかに速く見せるかに専念したごまかし投法だったが、それでもよい。フォークといい、エンブリーといい、オークランドは安くなったベテランのピッチャーを活用するという手口でしばらくやっていくことにしたみたいだ。

もちろん、毎年一人だけ安くなったかつてのスター野手を獲得するといういつものプランは健在で、去年のピアッツァは外したが今年はマイク・スウィーニーということで期待できるかもしれない。少なくとも、選球眼はいい。

開幕戦で残念だったこと:

・6回からのブラントン。
・10回裏のブラウンの暴走。
・トラヴィス・バックが冴えない。
・ストリート。
・ラミレス。
・敬遠。

高い値がつくと売り飛ばされる、高値がつかないと首になる、アンビバレントなチーム愛が奨励される貧乏人集団アスレティックスを最後に突き落としたのは、アスレティックスのチーム総年俸の3分の1に相当する額を支払われているマニー・ラミレスの二塁打2本だった。怪我から復帰したヒューストン・ストリートは、見たところどう考えてもメジャーリーグ屈指のクローザーとは言い難い感じ。松坂と共に吸血鬼スコット・ボラスの肝臓をフォアグラにするために活躍しているJ.D.ドリューが腰痛のため欠場して出てきた代役モスに同点ホームランを浴びて、ラミレスに勝ち越しの二塁打をくらっておしまい。ストリートに取って代わろうとしていたピッチャーが実は年齢をごまかしていたのが発覚して、期待の若手から急遽そろそろ活躍しないとまずい中堅どころになってしまったという凄惨なチーム事情もあるが、そろそろ本当にまずいかも。

トラヴィス・バックは明日活躍しないとケツの穴にりんごを突っ込んで30キロ減量してからヒモにでも転職しろといいたい。

よく、1アウトや0アウトで本塁に走者が突っ込むときに、他のランナーがわざわざおとりになってアウトになって本塁でのクロスプレーを避けて得点するという場面があるが、あれって本当に有効なんだろうか。特に、1点だけでも取ればいいという局面ならいざしらず、この回に2点以上取らないと負けるという状況では、ランナーが残った方がよっぽどいいと思うのだが。10回裏のオークランドの攻撃は、やっぱりただの暴走だったのかもしれない。

オークランドが四球を重視するのは攻撃だけでなく守備でもかなり嫌っているはずなので、ラミレスに打たれる前の敬遠は解せなかった。やはりGMが観客席にいてベンチ裏から文句を垂れないのでは駄目なのだろうか。結局、敬遠のランナーが決勝点になっただけに納得がいかない。

Popularity: 1% [?]