これはナイーブすぎるだろ。
同調性を測る実験とは、たとえば次のようなものである。明らかに長さの異なる三つの線分と、そのうちの一本と明らかに長さが同じであるような一つの線分とを見せて、その線分と同じ長さのものを三つの線分の中から選んでもらう。このとき、7人同時に見せて順番に答えてもらうのだが、実は被験者以外の6人はサクラで、間違った答えを言うことになっている。最後に順番のまわってきた被験者は周りの意見に同調せず正しい答えを述べられるか?それともサクラの意見に同調して間違った答えを選択してしまうか?この実験で同調行動を示したアメリカ人の割合は37%。一方、日本人のそれは25%であった。その後いくつかの追試が行われたが、「日本人はアメリカ人に比べて高い同調性を示す」という結果は一度も得られていないとのことである。
これは、線分の長さについて「絶対数としては少数の」周囲の集団が明らかに変なことを言い出した、というシチュエーションでしかない。そういうときは、おのれに危害が及ぶようなケースでなければ、おかしいというようにしつけられてきた人も多いだろうし、日本に暮らす人ならそれくらいスレていても不思議じゃない。
これで協調性に関する認知心理学的な実証実験になると思ったら、それはナイーブすぎる。
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わざとわかっていない振りをしている可能性も否定はできないが。毎日新聞のまとめたベネッセの調査は物事の本質をとらえていないので悪質である。
夫婦:夫への愛情、出産1年後には低下 ベネッセ調査
妊娠中は妻の7割が夫への愛情を実感しているのに、出産や育児を経験した1年後には4割に減少していることが、ベネッセ次世代育成研究所(東京)の調査で分かった。夫が忙しすぎて家庭を顧みないと妻の愛情が低下し、育児をきっかけに夫婦の間に溝ができかねない現状がデータで裏付けられた。
馬鹿じゃなかろうか。
まず、出産後に妻が夫に対して萎え萎えになるのは、世界的に共通の問題であり、オキシトシンとプロラクチンがどんどん分泌されるこの時期、妻はまず母なのであってオトコどころの話ではないのだ。
このプロラクチンの働きだが、「授乳期の母に性欲なし」とはよくいったもので、「プロラクチンは母乳を生産するホルモン、オキシトシンは母乳を絞り出すホルモンです」であり、その作用で性欲はすっからかんになる。
この現象は男性でも容易に体験できる。いわゆる「賢者モード」と呼ばれているのがそれで、プロラクチンは射精後の倦怠感の原因となるホルモンなのだ。そんなモードに突入したときに、突然チアリーダーのコスプレで迫られても、失笑するしかない男性は多いだろう。
さて、そんな状態の妻にとって、夫が魅力的に思えるかどうかは、完全に理性の問題となってしまう。つまり、連れ合いを魅力的と感じるかどうかは、人間とは面白いもので、多分に性的欲求とかかわってくるものだから、そもそも賢者となってしまっている人間にとっては、魅力などという小さな問題に拘泥する理由などありはしないのだ。
この調査結果のまとめには、そんな点がまったくもって含まれていない。言語道断である。
当然ながら、妻が産後であっても男性にはこれっぽっちもプロラクチンなど分泌されず(ひょっとしたら赤ん坊と遊んでいたら少しは出るのかもしれない)、日増しに周囲の女性が3割4割は当たり前に魅力アップすることもある。二岡を非難、排斥するやかましい人たちは、彼にとってはモナを前にしてまるで16試合ノーヒットの際中に甘い変化球が来たように思われても不思議ではないという事実を少しも考慮していない上に、上記の人間的生理現象を理解していない点でまったくもって愚かである。そんな連中が、ベネッセまたは毎日新聞のような馬鹿げたことを書き連ねて満足しているのかと思うと、平和を祈ってあたりかまわず道行く人たちにプロラクチンでも注射してやりたくなる。私は二岡を支持する。今年のバレンタインデーに一人で家にいた私のもとに想像を絶する美女がひょっこりやって来て、ビキニのリボンをもてあそんで見せながら自分自身をプレゼントとして提供して言うには、あんた奥さんに全財産もってかれてその後ずっと収入の半分くらいは納め続けてそれでもあたしに贅沢させられるってんなら、どうぞ丸ごと召し上がれ、というので彼女の秘孔を突いてプロラクチンを分泌させ、赤ん坊に堪能させてやったこともいうまでもない。
怒り心頭である。
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はてなが過負荷時に出す画面についてああだこうだと話が盛り上がっていたので、抜本的な解決案を提示することにした。
日本発のサービスらしくなる。
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とあるMTA相手にSMTPで改行をCRLFじゃなくてLFにしていたら
451 See http://pobox.com/~djb/docs/smtplf.html.
と、DJB様にお詫び行脚しろと言われる。もちろんqmailだ。
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しばらく前に、The Yes Menから次の活動の寄付を募るメールが届いていた。まだかまだかと待っていたら、未チェックだった昨日のメールにこんな ものがあった。
November 12, 2008
FOR IMMEDIATE RELEASE
SPECIAL TIMES EDITION BLANKETS U.S. CITIES, PROCLAIMS END TO WAR
* PDF: http://www.nytimes-se.com/pdf
* For video updates: http://www.nytimes-se.com/video
* Contact: mailto:writers@nytimes-se.comEarly this morning, commuters nationwide were delighted to find out
that while they were sleeping, the wars in Iraq and Afghanistan had
come to an end.If, that is, they happened to read a “special edition” of today’s New
York Times.In an elaborate operation six months in the planning, 1.2 million
papers were printed at six different presses and driven to prearranged
pickup locations, where thousands of volunteers stood ready to pass
them out on the street.Articles in the paper announce dozens of new initiatives including the
establishment of national health care, the abolition of corporate
lobbying, a maximum wage for C.E.O.s, and, of course, the end of the
war.The paper, an exact replica of The New York Times, includes
International, National, New York, and Business sections, as well as
editorials, corrections, and a number of advertisements, including a
recall notice for all cars that run on gasoline. There is also a
timeline describing the gains brought about by eight months of
progressive support and pressure, culminating in President Obama’s “Yes
we REALLY can” speech. (The paper is post-dated July 4, 2009.)“It’s all about how at this point, we need to push harder than ever,”
said Bertha Suttner, one of the newspaper’s writers. “We’ve got to make
sure Obama and all the other Democrats do what we elected them to do.
After eight, or maybe twenty-eight years of hell, we need to start
imagining heaven.”Not all readers reacted favorably. “The thing I disagree with is how
they did it,” said Stuart Carlyle, who received a paper in Grand
Central Station while commuting to his Wall Street brokerage. “I’m all
for freedom of speech, but they should have started their own paper.”
なんと、The Yes Menは今回、『イラク戦争終結!』という号外を伝える120万部もの偽ニューヨークタイムズを作って各地でばらまいたのだ。一方、ニューヨークタイムズ自身はこれを喜んで受け止めている。あいにくPDF版はダウンロードできていないが、ちゃんと偽のサイトまで立ち上がっていて、こちらはまだちゃんと動いている。
素晴らしい。大枚はたいた甲斐があった。で、そのニセサイトだが、非常にこった作りになっている。まだぜんぜん読めていないのだが、例えば広告もダイアモンドの購入が奴隷労働を助長するというデビアスの宣伝、アメリカン・アパレルが(連邦法で規制されたから)これからは従業員の声にも耳を傾けますと主張する宣伝、Yes Menの標的としておなじみのエクソン・モービルが環境にもやさしいエネルギー開発を唱える宣伝などになっている。またサイト自体はWordPressで構築されているので、コメントも書き込めるようだ。
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http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20080903/p1
男脳とか女脳とかいわれると反発を覚えるのは、当然のことだ。というのも、なんとか脳というのが、あるときは環境により決定される、またあるときは遺伝により決定される器質的問題であるかのように語られるのは、ちょっと考えればどちらも正しいとはいえないのに、まるで何かの決定論みたいに語られるとむかつくのは当然だからだ。
環境により決定される、というのは、たとえばゲーム脳とかがそうだが、周囲の環境によって脳がある決まったパターンの働きをするようになってしまうというもの。暴力的なゲームをやりすぎることにより、脳が現実とゲームの違いをきちんと認識できなくなって現実社会で暴力を起こすようになるのだ、とかなんとか。
もちろん、人間の行動は環境に影響される。しかし、相関関係と因果関係を綿密に調べるなら、それが脳の器質的問題となることはめったにない。そもそも、脳はそんなに単純なものではなく、また一見単純に思われる人間の行動も、その動機や背景となる理由には様々な要素が絡み合っている。
ゲーム脳の明らかな間違いには、この説を唱える学者自身の偏見がそのまま反映されているのが興味深い。ある人間の行動が環境により影響されるという、これ自体はごく当たり前の考え方と偏見とが科学の名前で結びつくと、単なる偏向以上の強い影響力をもった学説として立ち現れるのは、たとえば「人間の測りまちがい」を読んだ人にはなじみ深いものだろう。
遺伝的な決定論として男脳や女脳を唱える人は、古典的優生学の生き残りの差別主義者であるのはもちろんだが、たとえば貧困が絶望を生むとか女性の置かれた社会的なプレッシャーが女性の行動を限定しがちであるとか、そういった社会的要因を全て逆転させてしまって、女がこれこれなのは生まれつき脳がこれこれだからだ、という決定論に胡坐をかいて何も見ようとしない愚か者でしかない。
しかし、経験的に女性がこうでありがちだ、という特徴が全く存在しないわけではない。たとえば、上のリンクの日記に書かれたようなことが、実際に統計をとったら事実として認められることもあるかもしれない。解決方法を提示されるより共感されることを好む女性の方が多いという結果を生む調査だってやればできる可能性はある。
しかし、ここまで述べたように、それが遺伝的な器質的問題であったり、単純な環境の問題であると決定したりするのは同じレベルの誤りである。相関関係と因果関係はよく取り違えられる仲の悪い双子のようなもので、ある傾向(女性は共感されるのが好き)をとらえることができれば、たちまちのうちに因果関係(女性の社会的地位による、女性の脳の器質による、などなど)を説明できてしまうと考えるのは愚かな行為以外の何物でもない。
でも、ある意味ではそれも健康な反応であるともいえなくはない。だって、女性の行動についてその原因を探ろうと思ったら、簡単に見えたとしても実際にはとても難しく、問題をとらえる視点によって結論も左右されてしまうような、決定的な手段もいまだ提供されていない未開拓の分野なので、ひどい泥沼にはまることになるだろう。生兵法は怪我のもと。他にやらなければいけないことがたくさんある人なら、ひょっとしたら「ああ、まあそれが女ってもんだよ」と片付けてしまいたくなるのも当然だからだ。
なので、男脳とか女脳とかいうのは、知りたくても知ることができないものについて、手が届きそうで届かないまま、どうにかおのれを納得させうようとする人々の哀れな最後っ屁ととらえるのが最も慈悲深いやり方なのだろう。もちろん、それが実害をもたらすレベル、たとえばあなたの前にいる人が本気で男脳とか女脳とか言い出してあなたを責める、貶める、蔑むような状況でない限り、ほっときゃいい。そういう状況なら、存分に罵倒すればいい。ネタならいくらでもある。
自分自身についていえば、こういう「女とは」みたいな話をするときは、かみさんが何かしたりしてイライラしたときだけで、それを読んでかみさんが激怒したらちょっとだけすかっとするから、という不純な動機による言明でしかなく、科学的な厳密さについては全く考慮していない。夫婦円満を目指す手段のひとつにすぎない。
納得できない人は、アパッチ加山もやってみたBBCのSEXテストをどうぞ。階級差は知能の差であり、階級の低い人間は教育しても決して理解はできないという強い偏見に長いこと苛まれてきたイギリスの考える性差についていろいろ面白いことがわかるかもしれない。
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ケープリというサービスがあったので、携帯のカメラで撮った画像を送ってtaspo用の写真にした。なかなか便利だし、1回200円だから証明写真の機械より安い。
というわけで、とうとうtaspoに申し込んだ。あんなのすぐなくなるに決まってる、自販機の中のFOMAカードをテロリストに盗まれてデータ通信し放題にされるに違いない、という楽観的な予想は中毒症状の前にあえなく敗れ去ったのだ。
さっそく申込用紙を記入した。よく宛先の「行」を二重線で消して「御中」に直す人がいるが、効率を大事にする現代人なら
こうやっておくのが正しい。
*これの元ネタはどこかのサイトにあったはずなのだが思い出せない。誰か教えて。
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SoftBankのサポートページのPDFファイルにはこんな記述がある。
・専用USIMカードはSoftBank3Gに挿しても使用することはできません。
・SoftBank3Gへ戻す場合には、USIMカード交換(有償)が必要となります。
確かに実機で検証するとこんなエラー画面になる。
ここまではSoftBankの説明どおりである。
実にけしからん。iPhoneなんかやめた、と思い切って他の端末を友達から安く買ったという人はいったいどうすればいいのか。消費者の見地からこれは実に見過ごせない由々しき問題である。
ところで、SoftBankといえばその前身はVodafoneである。
SoftBank3Gではだめだというなら、ではVodafoneならどうなのだろう。誰もがそんなことを思うことには疑いの余地はない。
というわけでさっそく実験。iPhone 3GのUSIMカードを取り出して適当なVodafone 3Gの端末に入れて起動してみる。
起動した。となりの黒い箱は犠牲となったiPhone。
起動しただけかもしれないのでさっそく電話する。
通話できた。
ちなみにSIMロックが解除されたヤクザな携帯端末もちゃんと起動する。
もちろん、iPhone 3GのSIMロックを解除したわけではないので、念のため。第一、iPhone 3G専用をうたっているあのSIMカードは、そもそもiPhone 3Gを買った人じゃないと手に入らないので、何かの犯罪を教唆しているわけでもない。
あ、パケット通信はできないよ。
あと、番外編としての豆知識。
1 iPhone3Gは電源が入ったままSIMカードを抜いても大丈夫だった。
2 SIMカードをドックの口に挿す人間は必ずいる。
3 iPhone 3GとかSIMロック解除とかいうキーワードはすさまじくSEO効果が高い。
何かを勘違いしてアクセスしてきた人たちにはサービス画像。
iPhone実機が買えなかったので想像して描いたiPhone。
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