Sep - 9th

男脳、女脳

Posted at 8:09 pm | Filed Under Family, Fun, life

http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20080903/p1

男脳とか女脳とかいわれると反発を覚えるのは、当然のことだ。というのも、なんとか脳というのが、あるときは環境により決定される、またあるときは遺伝により決定される器質的問題であるかのように語られるのは、ちょっと考えればどちらも正しいとはいえないのに、まるで何かの決定論みたいに語られるとむかつくのは当然だからだ。

環境により決定される、というのは、たとえばゲーム脳とかがそうだが、周囲の環境によって脳がある決まったパターンの働きをするようになってしまうというもの。暴力的なゲームをやりすぎることにより、脳が現実とゲームの違いをきちんと認識できなくなって現実社会で暴力を起こすようになるのだ、とかなんとか。

もちろん、人間の行動は環境に影響される。しかし、相関関係と因果関係を綿密に調べるなら、それが脳の器質的問題となることはめったにない。そもそも、脳はそんなに単純なものではなく、また一見単純に思われる人間の行動も、その動機や背景となる理由には様々な要素が絡み合っている。

ゲーム脳の明らかな間違いには、この説を唱える学者自身の偏見がそのまま反映されているのが興味深い。ある人間の行動が環境により影響されるという、これ自体はごく当たり前の考え方と偏見とが科学の名前で結びつくと、単なる偏向以上の強い影響力をもった学説として立ち現れるのは、たとえば「人間の測りまちがい」を読んだ人にはなじみ深いものだろう。

遺伝的な決定論として男脳や女脳を唱える人は、古典的優生学の生き残りの差別主義者であるのはもちろんだが、たとえば貧困が絶望を生むとか女性の置かれた社会的なプレッシャーが女性の行動を限定しがちであるとか、そういった社会的要因を全て逆転させてしまって、女がこれこれなのは生まれつき脳がこれこれだからだ、という決定論に胡坐をかいて何も見ようとしない愚か者でしかない。

しかし、経験的に女性がこうでありがちだ、という特徴が全く存在しないわけではない。たとえば、上のリンクの日記に書かれたようなことが、実際に統計をとったら事実として認められることもあるかもしれない。解決方法を提示されるより共感されることを好む女性の方が多いという結果を生む調査だってやればできる可能性はある。

しかし、ここまで述べたように、それが遺伝的な器質的問題であったり、単純な環境の問題であると決定したりするのは同じレベルの誤りである。相関関係と因果関係はよく取り違えられる仲の悪い双子のようなもので、ある傾向(女性は共感されるのが好き)をとらえることができれば、たちまちのうちに因果関係(女性の社会的地位による、女性の脳の器質による、などなど)を説明できてしまうと考えるのは愚かな行為以外の何物でもない。

でも、ある意味ではそれも健康な反応であるともいえなくはない。だって、女性の行動についてその原因を探ろうと思ったら、簡単に見えたとしても実際にはとても難しく、問題をとらえる視点によって結論も左右されてしまうような、決定的な手段もいまだ提供されていない未開拓の分野なので、ひどい泥沼にはまることになるだろう。生兵法は怪我のもと。他にやらなければいけないことがたくさんある人なら、ひょっとしたら「ああ、まあそれが女ってもんだよ」と片付けてしまいたくなるのも当然だからだ。

なので、男脳とか女脳とかいうのは、知りたくても知ることができないものについて、手が届きそうで届かないまま、どうにかおのれを納得させうようとする人々の哀れな最後っ屁ととらえるのが最も慈悲深いやり方なのだろう。もちろん、それが実害をもたらすレベル、たとえばあなたの前にいる人が本気で男脳とか女脳とか言い出してあなたを責める、貶める、蔑むような状況でない限り、ほっときゃいい。そういう状況なら、存分に罵倒すればいい。ネタならいくらでもある。

自分自身についていえば、こういう「女とは」みたいな話をするときは、かみさんが何かしたりしてイライラしたときだけで、それを読んでかみさんが激怒したらちょっとだけすかっとするから、という不純な動機による言明でしかなく、科学的な厳密さについては全く考慮していない。夫婦円満を目指す手段のひとつにすぎない。

納得できない人は、アパッチ加山もやってみたBBCのSEXテストをどうぞ。階級差は知能の差であり、階級の低い人間は教育しても決して理解はできないという強い偏見に長いこと苛まれてきたイギリスの考える性差についていろいろ面白いことがわかるかもしれない。

Read More>

Sep - 8th

taspo申し込んだ

Posted at 10:55 pm | Filed Under Fun, life

ケープリというサービスがあったので、携帯のカメラで撮った画像を送ってtaspo用の写真にした。なかなか便利だし、1回200円だから証明写真の機械より安い。

というわけで、とうとうtaspoに申し込んだ。あんなのすぐなくなるに決まってる、自販機の中のFOMAカードをテロリストに盗まれてデータ通信し放題にされるに違いない、という楽観的な予想は中毒症状の前にあえなく敗れ去ったのだ。

さっそく申込用紙を記入した。よく宛先の「行」を二重線で消して「御中」に直す人がいるが、効率を大事にする現代人なら

こうやっておくのが正しい。

*これの元ネタはどこかのサイトにあったはずなのだが思い出せない。誰か教えて。

Read More>

Jul - 30th

自分で出来る年金額簡易試算

Posted at 12:11 pm | Filed Under life

社会保険庁のサイトに「自分で出来る年金額簡易試算」というページがある。これまでに支払った年金の種類や期間を入力して、これから予想される年金の支払いプランを足せば、65歳から年間いくら支給され、80歳までに累計でいくらもらえるのかを出してくれる。

もうね、絶望的ですよ。これから超インフレになったり通貨切り下げになったりする可能性については考慮されていないので、なんか革命でも起きないか願うしかないです。

家のローンを計算すると、60歳前には返済完了する予定ではあるので、まあ雨風しのげる状態ではあるのだけれども、それ以降は慎ましい生活しか送れないなあ。ちょっとライフプランを考えてくる。

Read More>

Jul - 14th

なにさらしてけつかんねん、スカパー!

Posted at 7:13 pm | Filed Under life

メジャーリーグのオールスターを息子と観るためにスカパーを申し込んだら、ぜんぜん連絡がこない。電話で確認したら、先方からこちらに電話したが受けられないとメッセージが出ていたので連絡できなかったという。

うちの電話はひかりOneで申し込んでいるので、それが原因らしい。

でも、がきの使いじゃあるまいし、電話できないなら他の連絡手段もあるだろう。メールアドレスだって渡しているのだから。まったくサービス業の風上にも置けない。

結局オールスターには間に合わない。思わず標題の怒りの声が口をついたのだが、これって大阪弁なんだろうか。25年前に大阪にいた頃に覚えたような気もするのだが、果たして本当に子供の頃にこんなことを言っていたのか、今となってはまったく記憶がない。調べてみたら、やっぱりあったので安心した。

とりあえずスカパーはお問い合わせページにでも電話の件を明記してくれ。

Read More>

Jul - 13th

道徳的潔癖性と歴史的健忘症

Posted at 2:17 pm | Filed Under Fun, life

すごいな

それに「道徳的潔癖性」ってダメですか?

日本人から今、潔癖性を取ったら何か残ります?
日本人って道徳だけで保ってる国民だと思うのですが。
それが今、色々な部分で道徳が崩壊しているから、潔癖に成らざるを得ない状況になっているのだと思います。

いや、それだと「道徳的潔癖性=日本人」という命題が成立してしまうので、世界中の道徳的潔癖性が日本人であるという妙なことになってしまいます。

っていうか、日本人=道徳的潔癖性って嘘だしそんな信仰は自分たちの祖先に対してとても失礼だと思うよ。

Read More>

Jul - 3rd

ロスジェネ

Posted at 12:11 am | Filed Under Fun, life

ロスジェネって雑誌があるそうで、読んだことはないんだけれど、かみさんが

「三浦和義の雑誌でしょ?」

といっていた。ロス疑惑世代ということらしい。

さらっと眺めてみたが、別に間違っていない気がする。

Read More>

Jun - 20th

ご先祖様を大事にしよう

Posted at 10:50 am | Filed Under Fun, life

お盆も近いことですから、ご先祖様を大事にするのはいいことかもしれません。美しい国、日本。

Read More>

Jun - 11th

アレックス

Posted at 10:16 pm | Filed Under Apple, Family, WordPress, life

息子の保育園の同級生に、アレックスという子がいた。太っちょで元気な、甘たれでやさしい子だった。かみさんにもよくなついていたし、息子とも仲良くしてくれていた。

次男が生まれて名前を考えていたとき、アレックスのことを思い出した。アレックスっていい名前だよな。王の名前だもん。しかもただの王じゃない。アレキサンダー大王は東欧からインドの手前までを版図とする大帝国を築き上げ、インドの手前で引き返したのが今でも謎といわれるくらいのとんでもない大王で、ずっと後世までその名を冠した都市アレクサンドリアはローマ帝国が燃やすまで巨大な図書館があったりしてずっと栄えていたし、家庭教師ときたらなんとアリストテレスだもん。

町山智浩の「ツォツィ」の映画評でずっと心に残っていた一言がある。

何の希望もないツォッツィはその赤ん坊に自分の本当の名前をつける。

 デイヴィッド。

 今はクズ同然の彼も、王の名を持って生まれてきたのだ。

こうして取り出してみると、本当になんでもないような言葉かもしれないが、これを読んだときから、なぜかずっと心に引っかかっていた。息子に王の名前をつけるって、どういうことなんだろう、とか。

アレックスも、日本人ばっかりの普通の小学校に進学したと思うから、きっと今頃は周囲の子たちと違うってことでいろいろ苦労しているんだろうな。でも、お前の名前は大王の名前だし、他にもアレックス・ラミレスとかアレックス・カブレラとかアレックス・ロドリゲスとか野球のスーパースターたちと同じ名前でもあるんだから、そんなのに負けないでがんばれといいたい。

だいたい、コスモポリタンって言葉もアレクサンダー大王時代に成立した概念だったはずだ。アレクサンダーの巨大な帝国が、当時、ヨーロッパと地中海沿岸地方と小アジア、西アジア、南アジアに至るまでの広い地域が突然ひとつの国となって交流が盛んになり、民族とか人種という小さな枠では収まりきらない新たな世界観を人間が手にする契機になったという話だったとはずだが、それを考えると、やっぱりまわりの連中とちょっとばかし違うなんてどうでもいいことは吹き飛ばして元気にやっていてくれたらいいなと切に思う。

Read More>

Jun - 11th

ソフトウェアを公開すると

Posted at 1:16 am | Filed Under Software, life

ときどき、気が滅入ることがある。

Sql Injection-1

昔やっていたプロジェクトに、とあるきっかけで久しぶりにログインしたら、この有様。

Read More>

Jun - 9th

トコちゃんベルト

Posted at 3:03 pm | Filed Under Family, life

トコちゃんベルトという商品がある(販売サイト)。骨盤のあたりをくるんで固定するベルトで、恥骨結合のゆるみやそれにともなう恥骨の痛み、腰痛などを防ぐ効果がある。

実際にかみさんが使っていて、妊娠中期は腰痛あるいはもうぎっくり腰みたいになってしまって歩くのにも難儀していた頃から使い始め、すぐに普通に歩けるようになっていたから、効果はあったといえる。

ただ、きれいに整理された解説のサイトがないのと、いまいちなネーミングでどうも二の足を踏んでしまう人も多いのではないかと思われる。

トコちゃんとは何か最初はわからなかったのだが、あとでひょっとしたらと思い当たることがあった。分娩のときに入院しているかみさんの腹になにやらセンサーがつけられて、その先に胎児の心拍などが表示される機械が置かれていたのだが、そこに「TOCO」という欄があり、何かの数字が上下している。なんだろうと調べても、TOCOだけでは辞書にも載っていない。ただ、子宮の収縮を計測する方法を「tocography」というらしく、tocoをグラフ化するということだから、子宮の収縮に関係のある言葉であることはわかった。「tocなんとか」は出産とか分娩の、という意味の接頭語だ。

つまり、このトコちゃんベルトも「出産ちゃんベルト」とか「分娩ちゃんベルト」と考えるとなるほどと納得できる。ドメインをみるとスペルが違うが、たぶん語源としてはこの「toco」なのだろう。

というわけで、この「トコちゃんベルト」、妊娠時の腰痛や恥骨痛の軽減にはかなりおすすめだ。

Read More>

keep looking »