麻生太郎の部落差別発言が報道されている
22日付のタイムズ・オンラインで日本の現職首相である麻生太郎の部落差別発言が報道されている。Google Earthが江戸時代の古地図を衛星写真に重ねて表示できるようにしたところ、当時の被差別部落の記載がある地図がそのまま表示されるようになったのが事の発端なのだが、その件を報じる記事の中に、背景の説明として首相の愚かな発言への言及があった。
Burakumin leaders said it was a discrimination that even its perpetrators could not explain adequately. In 2003 Taro Aso, the Japanese Prime Minister, dismissed the chances of Hiromu Nonaka — a burakumin who became Secretary-General of the ruling party — becoming Prime Minister. “There is no way we can make that kind of person prime minister,” Mr Aso was quoted as saying.
この事件はそれ自体有名なもので、“野中広務 差別と権力”にも記載されているらしいのだが、新聞やオンラインニュースで読んだことはないのでここにメモしておく。
Comments
この話は結構前から知っていたが、どこで知ったんだろう。新聞ではないことは確かだが、ウィキペディアでもなかったような。じゃあどこかのオンラインニュースが報じていたのかというと確証はないが。
部落問題と言えば、最近深夜でやってる海外ドラマ「ドクター・ハウス」で、主人公が子供の頃に日本に生んでいて、部落出身の医者が差別にもめげずに見事な治療をしたことに感銘して医者を目指すことになったと語るエピソードがあるんだが、日本語訳では「部落」が「小さな村」になってるらしい。ちゃんと訳せばいいのに。
ほんとくだらねえな。改訳しても存在しなかったことになるわけでもないだろうに。