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2009年のA’sを振り返る

そろそろシーズンも終わって時間も経ってので、一年を振り返ってみよう。東海岸ではまだ何か続いているようだが、きっと時差のせいだろう。

惜しくも栄冠は逃したものの見事四位入賞を果たしたオークランド・アスレティックス。しかも後ろのチームはその姿さえ見えないくらいのぶっちぎりだ。あまりの人材不足から右も左もわからない新人投手が先発した試合の数はメジャーリーグの記録を打ち破ることになった。また、チームは個人に優先するとはいえ、個人記録にも素晴らしいものがあった。最多敗戦投手ランキング上位20位に2人が入選、いずれも二桁の数字を残しての達成である。カート・スズキが今年も安定した成績を残し、マーク・エリスが一度だけ週間MVPを獲得したり、後半戦からレギュラーになったラジャーイ・デイヴィスが打率3割(規定打席不測)を達成するなど、明るい話題もなくはないが、逆にこれらの「ちょっといい話」以上に明るい話題は、せいぜいマット・ホリデーを高値で売り飛ばして期待の若手選手がわんさか獲得できたり、センスは誰もが認めるが結果がついてこないためルール5ドラフトでレイズをお払い箱になったアダム・ケネディーを拾ってみたらなんだか俄然やる気を出して.285くらいの打棒をふるった他、長期契約したチームの期待を裏切りつづけてレギュラーを剥奪されたボビー・クロスビーが内野ならどこでもこなせるユーティリティとして意外な活躍をみせたりしたくらいか。

春先にチームに帯同していた大物たち、オーランド・カブレラ、ジェイソン・ジアンビ、マット・ホリデーは夏を前に早々に消え去り、当初の色気は捨ててさっさといつもの「再建」モードになってしまったチームだが、そんな主力選手を放出して迎えた後半戦の方が勝率がいいのが不可解である。移籍先のカージナルスで念願叶って出場したプレーオフにて、マット・ホリデーがチーム全体を観客もろとも奈落の底に突き落とした9回裏2アウトからのエラーが、予言されていたと考えるべきか。そして、ガルシアパーラは人生で何度目かの引退を考えている。

Posted by on 10月 31, 2009 in Baseball

Comments

  • […] この数年(2009はこちら、2010はこちら)、何の希望もないままシーズン開幕を迎え続けているオークランド・アスレティックスだが、2011年はちょっと違っていた。まず、先日FAになった途端 […]

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