ソフトウェア開発会社のための職場
昨年の暮れに読んだ、ソフトウェア会社を運営する際には非常に重要なことが指摘されている記事:
なぜ日本のネットベンチャーはエントランスばかりが小奇麗で、執務スペースは養鶏場のような有様なのでしょうね。執務スペースだけはクリエイティビティが感じられない。転職準備金200万円よりも、もっとゆったりしたデスクを用意したほうがよっぽど効果あると思うのだけど。
“Joel on Software”や“ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵”でも触れられていて、これはとても大事なことだ。なぜ大事なのかは、もしまだご存知ないのであれば、上のリンクからたどって書籍を購入してこのささやかなサイトが1年間のドメイン使用料をまかなえるくらいのアフィリエイト収入に寄与して頂くとして、そのジョエル・スポルスキーの運営するFogCreekのオフィスの様子がちょっと見られるビデオがあった。
ちなみに、何十年も前から提唱されているのにいまだにほとんど実践されていないので、ちょっとばかり頭を使うだけで強力な競争優位になる素敵なメソッド「オフィスはこうあるべきという考え方を実践する」が実際にできているソフトウェア会社の人に出会うことは稀である。VCがそんな資金は許さないよ、とか、耳が腐りそうな言い訳ならたくさん聞いたけど、中には激怒してしまう人もいるので、それよりはいくらかましだったかもしれない。
鶏が先か卵が先か »
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