T

フリーランス生活2周年記念

2010年9月からフリーランスになったので、今月でちょうど2周年になりました。今日まで無事やってこれたのも、皆様からの暖かいご支援あってのことです。どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

3年目を迎えるにあたり、これまでのソフトウェア開発一辺倒から少し距離を置いて、新しいことを始めました。まず、いつも何かとお世話になっているフォーワンファースト様の方で「Titaniumで始めるスマートフォンアプリ開発講座」を開講して頂き、不定期にセミナーを実施するようになりました。それから、この9月からはバンタンドットライブアカデミーでスマートフォン向けアプリ開発者を目指す方々のためにTitanium Mobileを使ったアプリ制作の講義を毎週担当することになりました。詳しいことは発表されてからお伝えしますが、今からとても楽しみにしています。

ご存知の方もいると思いますが、Titanium Mobileを使うようになってから、受託案件であれこれと苦労したことを共有したくて、コミュニティのサポートサイトなどでこれまで積極的に回答など書き込んできました。まさかその延長で仕事をしようなどとは考えたこともなかったのですが、ああいった活動は、きれいごとを抜きにしても、意外なほど他人のためというよりむしろ自分のためになります。最初は単なる親切心と苦労話の共有がしたかっただけなのですが、やってみるとその意義には思った以上のものがあるようなのです。仕事としては正直なところ全然ペイしないというか、たとえ3時間程度のセミナーでも準備を含めれば相当な時間も使う上に体力も必要なので、その間に案件でもこなしていた方がよっぽど儲かります。でも、モジュールやコードサンプルを作って公開したり、ドキュメントを翻訳したりするのも全く同じだと思うのですが、まず初心者を手助けすることでユーザ数が増えれば、その分だけプラットフォームの世間的な認知度が上がるので、先行者受益があります(セミナーの依頼が来たりとか)。それから、実際に案件などで経験できることは限られている一方で、あるプラットフォームについての知見は関連するコードを書いた量と踏んだ地雷に数に伴って増えていくので、質問に答えるためにコードを書いたり内部の実装を調査していくことによりさらにいろいろなことに詳しくなり、自分の案件で同じ問題に躓かなくなるのでかなりお得です。もちろん、感謝されると自尊心がみたされるので、特に自己評価が低くなりがちな人にはおすすめです。

また、セミナーにご来場の皆さんがとても真剣にアプリ制作について学ぼうとされている姿はとても刺激になります。そこで質問されてきちんと回答できなかったことがあったりするとひどく恐縮してしまいます。見知らぬ人たちの考え方やニーズを聞くのは面白いことなので、ソフトウェア開発の経験をだいぶ積んできたと思っている方はぜひやってみるといいと思います。

そんなわけで、高層マンションでシャルドネ片手に偉そうなメルマガを美人秘書に口述筆記させて暮らすような段階には至っておりませんが、自転車操業ながらここまでやってこられたのも皆様のおかげであるとあらためて感謝しつつ、3年目も何卒よろしくお願いいたします。サポートサイトやQAサイト、Twitterでの質問への回答といった活動もこれまで通り続けていきます。

コメントを残す