37signalsのシステム構成
37signalsといえば、Getting Realにこんな一節がある:
まだ発生してもいない問題のために時間を費やすな
ユーザーが10万人に達するのに2年かかると予想されるのに、今日10万人のユーザーを想定する必要があるのだろうか?今は3人のプログラマーがいれば事足りるのに、8人を雇う必要があるだろうか?
今は2台のサーバーでまかなえているのに、12台を準備する意味があるのだろうか?
とにかく進めよう
起こってもいない問題の解決方法を考えるために、人は時間を費やしがちです。そんなことに意味があるか! 私達がBasecampを開始したときは、顧客に請求書を送る手はずすら整っていませんでした。しかし1ヶ月サイクルで請求を行うことになっていたので、(サービスが開始してから)30日間の猶予があることはわかっていました。もっと緊急な問題を解決するためにサービス開始までの時間を費やし、私達が請求書の問題に取り組み始めたのはサービス開始後でした。 請求書の発行はうまくいきました(それにこのおかげで、シンプルな解決策をとることができたわけです)。
そして、いまや同社のサービスはBasecampのアカウントが200万、ユーザのアップロードしたファイルが5.9テラバイトという規模になった。つまり、問題は発生したわけで、じゃあどんな対応をしたのかというのが上の記事なわけだ。そう考えるとなんだか興味深い。
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