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ボルチモア・オリオールズと広島東洋カープ

ボルチモア・オリオールズといえば、その前進となるセントルイス・ブラウンズはフィリップ・ロスの「素晴らしいアメリカ野球」を地でいくような悲惨な歴史に彩られた呪われた哀しいチームで、1983年のワールドシリーズ優勝以降は、例えば1988年にはリーグ記録の開幕21連敗を達成するなど、ほとんどろくでもない、どんなに頑張っても勝てないチームである。

1984年に来日してオフシーズンにエキシビションマッチを14試合やっているが、その内の5試合はワールドシリーズ優勝チームと日本シリーズの優勝チームという組み合わせでオリオールズの4勝だった。ちなみにその相手は、日本が誇る貧乏球団、広島カープである。なんと哀しい対戦カードであろうか。両チームとも当時を最盛期として以来さっぱり泣かず飛ばすである。

あ、広島はリーグ優勝が2回、86年と91年にあって、それっきりか。

でも、今年のオリオールズはそこそこ順調で、アメリカンリーグ東地区でボストンに次ぐ2位につけている。これは無能というよりは慈善事業の領域に入るくらいに、敵チームを利することしか知らないマザーテレサのようなGMを抱えて、毎年最下位に沈むことを生業とするシアトル・マリナーズに故障持ちのエースを高値で売り飛ばして有望な選手を獲得できたことも影響している

Posted by on 5月 4, 2008 in Baseball

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