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レーベルは誰のためのもの?

デヴィッド・バーンの記事がニュータイに。いわく、「Record Companies: Who Needs Them?」と題された講演で、レコードレーベルはデジタルアルバムの売り上げ増にともない製造や販売よりももっとマーケティングに注力するべきだと語ったそうな。2012年にはCDの売り上げをデジタル音楽が超え、製造と配布のコストがゼロに近づいていくであろう、という見通しの下、今後レコードレーベルは分岐点に立つことになるとか。

エイミー・マンの成功が例に挙げられている理由がわからなかったので調べてみたが、メジャーレーベルとのトラブルがあっても独自の活動でなんとかしているということか。Wikipediaの記事によればそんなようなことが書いてあった。ところで、エイミー・マンの公式サイトで「Listen」のリンクをクリックすると、本のようなインターフェースで画像や文字を観ながら新しいアルバムを音楽を聴くことが出来る。好みは別として、音楽体験として新しく、またビデオクリップよりもインターネットの特性を活用したメディア体験を提供するという試みは確かにデジタル音楽時代のプロモーション、あるいは音楽フォーマットといわれてもそれなりの説得力がある。

まあ、バーンがいうようにiTunesのようなサービスを使っていない限りは「There’s no manufacturing or distribution costs」「but somehow the artist ended up with the exact same amount」というわけにはいかないだろうから、エイミー・マンの例はゼロコストとはならないわけだが、ゼロコストへの道が開かれた以上はレーベルは考え方を変えてほしい、というのも正論だろう。

Posted by on 3月 18, 2007 in Music, News

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