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麻生太郎の部落差別発言が報道されている

22日付のタイムズ・オンラインで日本の現職首相である麻生太郎の部落差別発言が報道されている。Google Earthが江戸時代の古地図を衛星写真に重ねて表示できるようにしたところ、当時の被差別部落の記載がある地図がそのまま表示されるようになったのが事の発端なのだが、その件を報じる記事の中に、背景の説明として首相の愚かな発言への言及があった。

Burakumin leaders said it was a discrimination that even its perpetrators could not explain adequately. In 2003 Taro Aso, the Japanese Prime Minister, dismissed the chances of Hiromu Nonaka — a burakumin who became Secretary-General of the ruling party — becoming Prime Minister. “There is no way we can make that kind of person prime minister,” Mr Aso was quoted as saying.

この事件はそれ自体有名なもので、“野中広務 差別と権力”にも記載されているらしいのだが、新聞やオンラインニュースで読んだことはないのでここにメモしておく。

ステルス・サーチエンジン

何をしているのかはわからないけど、ステルス検索というサービスをやっているらしいBlekkoという会社があるようだ。

dmesgに怪しげなログが残っていた。普通、DoS攻撃とかで残るようなログなので、それにしてはヌルい回数だからおかしいなとIPアドレスを調べてみたら、Blekkoという組織からのアクセスだった。

TCP: Treason uncloaked! Peer 38.108.180.137:31690/80 shrinks window 数字:ずらずら. Repaired.

Blekkoとは:

$ whois 38.108.180.133
[Querying whois.arin.net]
[Redirected to rwhois.cogentco.com:4321]
[Querying rwhois.cogentco.com]
[rwhois.cogentco.com]
%rwhois V-1.5:0010b0:00 rwhois.cogentco.com
38.108.180.133
network:ID:NET-266CB40018
network:Network-Name:NET-266CB40018
network:IP-Network:38.108.180.0/24
network:Postal-Code:94065
network:State:CA
network:City:Redwood City
network:Street-Address:100 Marine Parkway
network:Org-Name:Blekko
network:Tech-Contact:ZC108-ARIN
network:Updated:2008-09-17 10:42:07
network:Updated-by:John Knowles

%ok

ステルス・サーチというくらいだから、なるほどackを返さないとかやってるみたいだ。とりあえず実害はないので気にするのはやめる。

ゲートウェイ理論

どこもつながっていない現象を無理やりつなぐ例

今回は大麻所持ということで直接的に誰かを傷つけたという性質の犯罪ではないですが、これがもし傷害や恐喝だった場合にはどうでしょうか。被害者の方がテレビや街中で加害者の楽曲を聞くたびに嫌な思いを感じることもあるでしょうから、そういった方の気持ちを考るとやはり全面的に楽曲の提供が止まってしまっても仕方ないでしょう。

仕方がないという根拠が全く説明されていない。大麻と暴力犯罪とのつながりはどこの宇宙からやってきた話なのだろう。ずいぶんと突飛な意見にみえる。なぜここで暴力事件だったらこうなるから、大麻もしょうがない、という論の進め方になるのか。ギャグなのだろうか。

また、大麻はより強力な薬物を求めて薬物依存にまっしぐらに進む第一歩となりうる危険なものであることから、違法薬物が暴力団などの資金源になっていることや、薬物依存により引き起こされる凶悪な犯罪の被害に遭われた方などにとっては「大麻所持」の事実だけでも多大な嫌悪感を引き起こすかもしれません。そこまで考えれば今回の事例でも全面的な出荷停止となったことはやむを得ないとも思います。

「大麻はより強力な薬物を求めて薬物依存にまっしぐらに進む第一歩となりうる危険なものである」というのは、典型的なゲートウェイ理論である。大麻がよりハードなドラッグへの入り口となる、という考え方だ。

大麻情報誌として有名なHigh Timesを読むことがより強力な読書への入り口にはならないというOnion.comの秀逸な記事がある。基本的に、ゲートウェイ理論というものにのは、相関関係と因果関係とを意図的か無知によるものかはわからないが混同しているという根本的な欠陥がある。これを利用した有名なギャグに、チャーチ・オブ・フライング・スパゲティ・モンスターの「地球温暖化と海賊の減少」というこれまた秀逸なネタがある。地球の平均気温の上昇と海賊の減少には相関関係はある。因果関係があるかどうかを無視すれば、海賊の減少こそが地球温暖化の原因であるという愉快なグラフができあがる。

大麻に手を出すことの社会的背景とか、よりハードな麻薬に手を出してしまう人を取り巻く状況とかを一切無視すると、ゲートウェイ理論は非常にわかりやすい理論的説明の姿になることができる。なぜなら、それは因果関係を無視して相関関係しか見ないグラフのようなものだからだ。だから、ギャグとしてはなかなか面白い。

もちろん、大真面目に唱えるなら、それはただのバカである。因果関係の説明されない相関関係は冗談でしかない。たとえば、外国人による犯罪の急増を声高に唱える人たちの多くは、日本在住の外国人の増加と犯罪件数の増加という相関関係を見ているが、その因果関係として、たとえば貧困であったり合法的な経済搾取といった問題との関係は見ようとしない。あたかも犯罪に手を染めるのが一種の「外国人性」であるかのように語る。ゆえに信用できない。

暴力団の資金源になるから、という理由は至極真っ当であり、それこそ問題だと思うのだが、そういった意味では資金源になるものは他にいくらでもあり、また資金源にしないためには合法化するという手も十分効果的であることを考えると、説得力は弱まる。

別に経済が全てというわけではないが、この不景気でレコード会社も余計な手間を抱え込みたくないから出荷停止もやむを得ない、なら話はわかる。たいした売上にも貢献していないから誰も彼を庇わない、という理屈もよくわかる。上の引用元のようなことを書いて平気な人間が実際にいるわけだから、そりゃレコード会社もテレビやラジオも面倒くさいだろう。

感覚的にはそうなのだろうが

素朴な疑問。個人的には減反とか意図的に牛乳の生産量を抑えさせる政策には賛成できないのだが、庄内米のサイトに書かれていたこんな文句について、気になった数字があったのでちょっと調べてみた。

その質問に答える前に、なぜお米があまるようになったのかについて、考えてみましょう。今から50数年前に、日本がアメリカなどの大国に無謀な戦争を挑み、そして負けたことは、みなさんも知っていますね。戦争には兵士としてたくさんの人が農村からもかりだされ、そして多くの人が死んでしまったため、戦後、お米や農産物を作る労働力が極端に減ってしまい、日本人が食べる分のお米を作ることさえ、できない時代があったのです。その時期には、アメリカをはじめとする外国から、小麦や大豆などを輸入し、何とかしのいできたのです。しかしお米の生産技術が進歩し、ベビーブームなどで人口も確実に増えていき、いつしか( 昭和40年代なかばころ)必要な量を上回るお米を生産することができるようになったのです。

独立行政法人統計センターの政府統計によれば、昭和25年(1950年)の農林水産業に従事する人口はおよそ2,500万人(「職業(大分類),男女別15歳以上就業者数」)。しかし、以降その人数はどんどん減っている。上の引用にある昭和40年は西暦1965年だから、確実に減っているのがわかる。

就業者数(男) 就業者数(女)
1950 17292280 8504271
1955 16057926 8062118
1960 14320691 7394336
1965 11777325 6053420
1970 10085070 5348820
1975 7290080 3577805
1980 6049324 2877457
1985 5360005 2456322
1990 4342391 1947884
1995 3807145 1645547
2000 3149337 1350166

つまり、上の引用にある、農村の労働力不足が1940年代から続き1965年に解消されたというのは事実ではない。

もちろん、引用文にあるように、機械化や効率化、品種改良などによる生産力の大幅な向上がこの期間にあったために収穫量が飛躍的に伸びたというのはあり得ることだ。

第二次世界大戦による日本人の死者と行方不明者はWikipediaの資料では軍人、民間人合わせて270万人。1939年時点の人口と比較すればこれは3.78%にあたるとのこと。仮に、あり得ない仮定として亡くなったのが全員15歳以上の農林水産業従事者であったとしても、1950年から1965年までの減少率29%には到底及ばない。そして、人口そのものが増え続けていたことを考えると、戦争による農林水産業従事者の減少率は戦後の方が遥かに急激だったことがわかる。

計測は大事だ。

心理的な数字、という言い方があるのかどうかは知らないが、戦時中に周囲でどんどん人が亡くなって、あれこれ支障が出て困ったという感覚を知っている人には、心理的な数字として戦争の影響を語ってしまう気持ちももちろん理解はできる。

イーノのスピーチ

yomoyomo経由

埴谷雄高の本に書いてあったが、誰かが死ぬ革命なんぞ思想として何の価値があるかという考え方があって、別にそれは革命に限ったことでもなく、あらゆる不愉快な大義名分を突きつけられたら、こう言い返してしまえというのが個人的な信条としてあるわけだが(じゃあ死刑はどうなる?とかまあいろいろあるのが困ったところ)、イーノの演説はとてもよい。

少林寺の奥義書「少林武功医宗秘笈」が買える

少林寺の奥義書が販売されたというニュースを読んでさっそく探してみたら、中国のオークションサイトらしきところで見つかった

世界中のボンクラたちよ、今こそ立ち上がれ!

ケースもかっちょいい!

でも中国語がわかんないからどうやって買えばいいのかわからない。誰か教えて!

ブッシュ大統領は弾劾されるべきか

ブッシュ大統領は弾劾されるべきか、というmsnbcのアンケート

さっき投票したら、なんと89%がYesだった。

ヨルダンの王妃が美しすぎる件について

ヨルダンのラニア王妃美しすぎる件について。

普段はThe Yes Menがどうこうとかいってるが、こんな女王様なら王党派になってもいい。

The Yes Menの映画は夏に完成?

The Yes Menの映画が夏に完成の予定、らしい。

今日、メーリングリストに奇妙な投稿があった。メッセージはイラク戦争5周年の抗議集会についての内容だったのだが、転送されたメールのやり取りもついてきた。The Yes Menがエクソン・モービルやハリバートンを相手取った一連の茶化しキャンペーンの際、途中まで作って放置していたこれまたエネルギー関連メジャーのBP社のパロディーに抗議のメールが届いた時のやり取りだ。当然ながら、BPの保持する著作権を含むコンテンツについて抗議されていたのだが、The Yes Menからの慇懃無礼な返信が素晴らしい。ウェブでも公開されている。以下に慇懃無礼訳を。

2008年3月10日
「ウェブサイトの使用、ビーピーピーエルシーの登録商標の著作権違反について」
ビーピーピーエルシー ホワイト様

御社のウェブサイトに関してお知らせ下さいまして誠にありがとうございました。

まず最初に申し上げますと、当然ながらお感じになる御社のご心痛につきまして、私共も重々承知しており、また同情を禁じ得ず、そのようなお気持ちにさせたことについて深くお詫び致したい所存にございます。

このような侮辱に対しまして私共には何ら弁解の余地はございませんが、いましばらくのご猶予を頂けるものなら、せめてもの言い分を申し上げたいと思う次第です。

2006年より、私共は自分たちが見なすところの数多の世界的悪徳企業に対し、連中の巨大な犯罪行為をユーモラスに暴きたてるための冗談サイトの立ち上げを準備しておりました。これらの企業にはエクソン・モービルやハリバートンなど多くの団体が含まれており、その中には御社も入っておりました。

残念なことに、私共がいくつかの悪ふざけを実現し、これにはエクソンやハリバートンなどの例がございますが、そのために持てる時間の全てを費やす一方、御社の分につきましてはいったん手をつけたもののすっかり忘れてしまい、先週貴方様が見つけられたようなおぞましく中途半端な状態のままとなっておりました。なんと独自のURLもない状態です!

The Yes Menの片割れとして、御社には心からお詫びを申し上げる所存でございます。まるでバカのごとく見かけに騙されておりました。まるでバカのごとく、我々は御社よりも他の企業の悪事の方がより有害であると考え、あるいは感じさえしておりました。

その通り、私共はときに本当にバカをやってしまいます。それには疑いの余地はございません。

しかしながら、私共は尽力致しておりますことを申し上げる次第であります。ビーピーピーエルシーがその巧妙に仕立て上げられたお上品なお気遣いとは裏腹に、エクソンやハリバートンなどの極悪企業と全く同じくこの地球を痛めつけておりますことを、私共は客観的に理解するに至りました。そしてここに、私共の成長と誠実さ、それに新たな情報の証として、御社の分の悪ふざけサイト、http://beyond-petrol.com/を立ち上げることになりました。貴方様よりご指摘頂いた違反ページについては同時に削除しております。

私共の申し上げることが御社の傷に塩を揉み込むようなことになるのは重々承知しておりますが、このウェブサイトがいくらかでも償いとなることを望みます。結局のところ、いかなる関係もペテンや言い訳ではなく、真実と誠実さから始まるべきものであります。これこそ掛け値なしの真実であり、ここに至ってようやく私たちの関係は始まるのです。

重ねて申し上げますが、どうぞ私共の深い謝罪の意と、よりよい未来への希望を何卒受け入れて頂けますようお願い申し上げます。

敬具
The Yes Men

というわけで、夏が楽しみだ。

Water-boarding

まず相手に目隠しをします。といっても顔全体を布で覆うので、顔隠しといった方が正確かもしれません。袋を被せるようにして、なるべく頭部全体と布地が密着するように工夫してあげると効果的です。次に相手を仰向けに寝かせ、手足をベッドに固定して、全く動けないようにしましょう。如雨露の用意はできましたか?では、始めます。口と鼻のあたりを上手に狙って、じょろじょろじょろ。

上記のような拷問をWater-boardingというそうです。テロの容疑で捕まった人たちが米国で受けている拷問(CIAでは尋問というそうです)がこれで、このトレーニングを行っているCIAの調査では平均で14秒くらいで音を上げるようなのですが、9/11テロの容疑者カリド・シーク・ムハンマドは2分間もこれに耐えたので担当した職員も驚いたとのこと。

このリンク先にもあるように、実は第二次世界大戦の際に日本兵が米国の非戦闘員にこの拷問を行った件で東京裁判で有罪となり、戦争犯罪者として15年の実刑を言い渡されています。

ということは、あれ?